東京大神宮からの、靖国神社からの、The備前!

今日は母親と2人で九段下近辺をお散歩して来ました!

今回の目的がおかんがお伊勢さまに行きたいけど、連休がなかなか取れず行けない!!というところから東京のお伊勢さんに参拝にしに行こうものでした。

 

まずは東京大神宮へ!

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九段下駅を下車して、飯田橋方面に歩くと東京大神宮の参道の入り口があり、緩い上り坂を進むとありました。
東京大神宮、私は知らなかったのですが、縁結びや恋愛成就で有名らしく、東京のお伊勢さまといいつつも少し世俗的なというか女性向けになっていました。おみくじの種類が豊富でその一つに血液型毎のおみくじがあったり、絵馬もピンクの恋愛系な感じの絵馬でした笑

先日花園神社に行った時も思ったのですが、ビル群の中に突として現れる神社は、違う世界に入り込んでしまったかのような雰囲気がありました。

 

 

次は少し休憩してから靖国神社参拝へ。

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意外だったのが外国から来たであろう観光客の多さ。靖国神社参拝って日本人だけじゃないんだなぁと少し驚きました。参道が補修工事で少し狭くなっているところはあるもののしっかりとした石畳でできた参道門、鳥居などは趣がありました。

また少し葉桜にはなってしまっていましたが、桜を見れるような場所にいくつもベンチがあり、休憩がてら花見をすることができたこともすごく良かったです。

 

次は一番紹介したかった東京国立近代美術館工芸館で行われていた企画展『The 備前』。

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北の丸公園を散歩ついでで行ったので、正直そこまでそこまで期待していなかったのですがこれがビックリ。

桃山時代備前焼の茶器や壺から、最近のオブジェのような作品まで数多くの展示品。一つ一つが印象に残るとてもいいものでした。

今日まで備前焼といえば『水曜どうでしょう』だった私ですが、印象が全く変わりました。作品を作った方で特に印象に残っている方は山本陶一さん、島村光さん、森陶岳さん、矢部俊一さんの4名の方々。

特に矢部俊一さんは、何か心に訴えかけられるようなものを感じて、いつまでも眺めていられるような気がしました。

興味がある方は行っていただきたい。

期間は5/6までとまだ半月ほどやっているみたいなので、時間がある方・近隣に用事がある方は是非に。

https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/thebizen2019/#section1-1

100本のスプーンと宿河原の桜並木

今日はお友達と二子玉川の100本のスプーンというお店と宿河原の桜並木で花見をして来ました。

 

100本のスプーンはファミリーレストランなんですが、内装やメニューがお洒落!

ファミリーレストランということもあるからなのか、開店前から二子玉川のセレブママ達が並んで待っていました。

メニューの表紙が塗り絵になっていて、料理が来るまでの時間も子供達が飽きない仕様。27歳の成人済みですが、私もせっかくなので塗り絵をして待ってました笑

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料理はランチプレートを頼んだんですが、一つで100本のスプーンの色んなメニューが楽しめます!ちょっと炭水化物多めですが、その分しっかりお腹にたまるし見た目も味も飽きない!

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子連れが多いのにも関わらず、落ち着いた店内でゆっくり過ごすのには最適でした♫赤ちゃん用の離乳食も初期・中期・後期の3種類の用意があって、小さい赤ちゃんのいるお母さんも嬉しい仕様でいいなーと思いました。

『100本のスプーン』

https://100spoons.com

 

そして、宿河原の桜並木での花見!まだ時期的に満開ではなかったのですが、すごく綺麗でした!

https://www.google.co.jp/amp/s/sp.jorudan.co.jp/hanami/spot_736.amp.html

上記のサイトによると神奈川県内8位の桜の名所なようです!住宅街なので静かに花見ができて、さらに川の流れを感じることもできて散歩しながら見るには最適でした♫

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変わる廃墟展2019に行って来ました!

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http://tgs.jp.net/event/haikyo

今日は浅草橋で開催されている」変わる廃墟展2019」という写真展に行って来ました。

昔から廃墟の独特の雰囲気が好きでした。自分で行ってみたいけど、自分で行くのはちょっと怖くて興味がありながらなかなか手が出せなかった廃墟。

人の目を借りて撮った人の視点で廃墟を見ることができるこの写真展は2015年から開催されているようです。私は今回初めて見に行って来ました。

 

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今写真展は写真撮影・SNSなどへの投稿可能ということで、いくつか写真を撮りながらじっくり見させていただきました。


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こんな感じで白い壁に貼り出された廃墟の写真の数々。かつて人がいた痕跡を感じながら、一つ一つの写真を楽しめました。


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私が特に好きだった写真が多かったクリエイターのKRAMPUSさん。

InstagramでもKRAMPUSさんの写真を見ることができるので、興味がある方は是非調べて見てください。

 

私はがらんどうとした空間の中に人の手が触れなくなって久しい物達がただそこにあるということに切なさを感じたり、過去の姿はどうだったのかを考えると想像が止まらなくなります。

昔よ「アナスタシア」というアニメ映画に、主人公のアナスタシアが廃墟になってしまった王宮で歌を歌ってる中、かつての王宮の姿に戻るシーンがあるのですが、それを彷彿とさせる何かがそこにあるのだと思います。アナスタシア自体は子供の頃に観た映画で内容も所々うろ覚えですが、そのシーンは今でも大好きです。私の廃墟好きのルーツになってるのだと思います。

 

そういう思い出を懐古するきっかけにもなり、今回廃墟展に行ったことは私にとってすごくいいものでした。

 

会期は3/31までなので、興味がある方は是非一度足を運んでみて下さい。

 

 

グレイテストショーマン観ました!

かなり前にWOWOWで放送されていた「グレイテストショーマン」をやっと観ました。観る時間がなかったから、観れてよかった。

 

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「グレイテストショーマン」

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ストーリー自体は凡庸で先が読めるストーリー展開だったけど、豪華なキャストが歌い上げる歌が素晴らしかった。

 

まずはあらすじ

  • ニューヨークの貧困層に生まれた仕立て屋の息子P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)が主人公。お父さんの顧客の娘チャリティー(ミシェル・ウィリアムズ)に恋をする。花嫁学校に入れられることを嫌がるチャリティーに対して、僕が君を笑顔にするよ、夢はあるよと歌うバーナム。チャリティーが花嫁学校に行っている間、バーナムは父親が亡くなってしまい今日のご飯もありつかないような状態になってしまうが、チャリティーに手紙を送り続ける。
  • バーナムとチャリティーは大人になり、結婚をする。裕福ではないが娘も2人できて幸せに暮らしていたが、ある日勤めていた会社が倒産してしまう。
  • バーナムは前の会社の沈没した船の登録証を担保に、珍妙で不気味なものを集めたミュージアムを開くが客足は遠のくばかり。そんな時、娘の言葉をきっかけに、髭女や小人などユニークな人達を集めて、ミュージアムを劇場に変えてショーをする。
  • 集まった人達は外見のコンプレックスから、今まで隠れるように暮らしてきた人達。表に出ることを嫌がる人もいたが、ショーに出たら一変し、バーナムに表の世界へ引っ張り出されたことに喜びを感じていた。観にきた客達の反応は二分化され、「面白い!」という人達もいれば「荒唐無稽のペテン師」「町から変わり者は出て行け」と批判する人もいた。
  • 娘の1人がバレエを習い始めるが、一緒にバレエをやっている子達は、上流家庭でバーナムの娘をバカにする。娘はそれに落ち込みバレエをやめるとまで言い出す。それを見たバーナムは上流家庭を客に引き込むことを考え、上流の人々に向けた芝居を作っていたフィリップ(ザック・エフロン)を誘う。
  • フィリップは上流向けの演劇にやり辛さを感じていてその誘いを受け、売り上げの10%を渡すというパートナーとして契約を結ぶ。

とここまでが前半のストーリー。

ここからのストーリーはネタバレになってしまうので、実際に見て楽しんでもらえたらいいなと思います。

夢想家であるバーナムと彼を支えるチャリティーの関係性がすごく素敵。チャリティーは上流の家庭に生まれたけど、そんなこと気にもしてないしお母さんとしても奥さんとしても素敵な女性。

ヒュー・ジャックマンさんは歳をとらないの?って思わせますね。レミゼラブルを観た時はおじいちゃんに見えたのに今作では若い青年から壮年の男性まで演じててすごいなーと思いました。

チャリティー役のミシェル・ウィリアムズさんはシャッターアイランドのイメージがすごく強かったので、後半で豹変しないか少しドキドキしました笑

 

そして、今作はキャストがとにかく豪華!

ヒュー・ジャックマンさん、ミシェル・ウィリアムズさんはもちろんのこと、シェキラのゼンデイラさんやハイスクールミュージカルのザック・エフロンなどキャストがとにかく豪華!

ゼンデイラさんはシェキラ見ていた時に比べて随分大人になったなーとババくさい感動がありました。

そして、ザック・エフロンさんはやっぱりいい男。シャツを着てても鍛えてるであろう身体が見えて素敵でした。

彼ら彼女らの歌う歌は間違いなく最高。どれも力強くて、明日を生き抜く力をくれる曲ばかりでした。中でも私が1番好きだった曲はキアラ・セトルさんメインで歌われる「This is me」。

傷ついた劇団員達が歌う力強い歌は心に響きました。

There's nothing I'm not worthy of

私にはふさわしくないものなんて何もない

特に好きだったフレーズです。傷つけられても前みたいに隠れてるだけの生活に戻るのではなくて、戦うように歌う姿はたまらなかったです。

他の曲も一つ一つが素敵な曲で、見ていて飽きなかったし曲をもっと聞いていたかったと思わせるものばかりでした。

 

興味があるけどまだ観てない人は是非観て欲しいです!

最後はP.T.バーナムさんの名言で終わります。

The nobelest art is that of making others happy.

「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」

 

「カイジ 人生逆転ゲーム」久々に観ました

あけましておめでとうございます。

前回の更新からしばらく空いてしまいましたが、またちょこちょこ更新していくつもりなので皆様よろしくお願いいたします。

 

WOWOWカイジやってたので観ました。

 

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カイジ 人生逆転ゲーム

https://www.amazon.co.jp/dp/B002RHO0NC/ref=cm_sw_r_cp_api_tbimCbQ0AGB8K

 

映画公開当初に観たので、映画のオチや随所随所は覚えていたのですが、藤原竜也さんの演技や大好きな天海祐希さんを見ることができて楽しい映画でした。

 

まずは簡単なあらすじ

  • 道行くカップルからキモいと言われてしまうような男、カイジが主人公。
  • 友人の借金や蹴ってしまった車の修理代のせいで一攫千金のゲームに参加することになるカイジ。ただし、一攫千金のチャンスでもあるゲームは実は人生を賭けたゲームでもあった。
  • カイジはゲームに負けてしまい、地下にある刑務所にも似た強制労働施設で借金返済まで肉体労働をすることになる。
  • その強制労働の中でも、ブレイブメンロードという強制労働から解放されるチャンスがあると知ったカイジはそれに参加することにするが…。

簡単に言うとこんな感じのストーリー。

 

 

みどころは、原作でも有名な「ざわ…」と言う音響と、藤原さん演じるカイジの表情、随所随所のセリフ、ドキドキするような勝負展開。

 

「ざわ…」に関しては原作を知ってる人ならどうやって表現するのかなと思った人も多いと思いますが、再現度は高いと思います。個人的には思ってたのと違うなって言うのはあったのですが、これはこれでいいなと思いました。

 

藤原さんの演技は最初にも少し触れましたが、やっぱり舞台で活躍してる人は凄いなって思わせる演技力。叫び声がグッとお腹に響くようで、聞いているだけで辛くなるような感情がこもった叫び方なんですよね。ふとした表情や仕草にもカイジの性格が出ていて、フィクションのキャラクターに人間臭さをすごく感じました。

 

随所随所のセリフには、普通の人が耳を塞ぎたくなるような目を背けたくなるような言葉が多い。

「貴様、生まれてから何度その台詞を吐いてきた?世間はお前らクズの決心をいつまでも待ったりはせん!一生迷ってろ!そしてチャンスを失い続けろ!」

ブレイブメンロードの参加者が心の準備が出来ず、「待ってくれ」と言ったことに対して、利根川が言うセリフ。

決心を待ってくれないことは確かにそうだし、チャンスは待ってくれず失われていくことも本当だと思います。みんな分かってはいるけれど、口に出さない聞きたくなくないような言葉だと思うんです。心のどこかで分かっているからこそ、ひどいことをいうなとも思うしそんなことを言ってくれる大人はいないよなとも思います。

私は自分のことを振り返った時に、今思えばこれはチャンスだったなと思うことが沢山あってそれをフイにしてしまったことも振り返って、あぁ何やってんだ自分って思うことがあるので余計に響きました。

 

「明日から頑張ろうなんて発想からじゃ何も生まれはしない。今日だ。今日だけだ。今日頑張った者、頑張り抜いた者にのみ明日は来るんだよ」

強制労働施設内でカイジの班の班長が言うセリフ。カイジは1ヶ月の給料(9000円くらい)を借金の返済に充てずにその場しのぎの嗜好品であるビールやつまみに使ってしまい、借金の返済が伸びることになる。

それを企てている班長が裏で言っているセリフ。

私の尊敬している方で、私を成長させてくれた方がいます。その方も「明日やろうは馬鹿野郎」というのを信念にしてます。そのこともあってすごく響く言葉でした。

確かに、ダイエットや何かの目標に対して、明日からやる、明日から本気出すと言っている人はいると思いますが成功しているのを、自分の身の回りで見たことはありません。

そもそもやる気や決意があるならば、今日からとか既に行動に起こしているのではないかと思います。これもさっきの利根川のセリフと同じですが、分かっているけどなかなか出来ないことだからこそ響く言葉だと思います。

他にもたくさんあるのですが、観た人によって響くものってやっぱり違うと思うので、私が心に響いたセリフ2つを紹介させていただきました。

 

 

最後はドキドキするような勝負展開。

クズと言われた男カイジがゲームに参加する中でどうなるんだというドキドキと、カイジ自身が成長していくドキドキがあります。

カイジ、クズと言われるほどクズではないと私は思うんですが、頭がいいなと思ったのが印象的。最初はただのバカなお兄さんかと思ったら、そうではない芯のある男の人だと思わせてくれるカイジが戦う姿は見ていて目が離せなかったです。

 

カイジは社会の縮図というか、人間にある汚い部分を切り取った人間臭い映画だと思います。腐ってるなと思う部分もたくさんあるし、カイジ自身に対してもダメなやつと思ってしまうところもあるんですが、それが人間らしくていいなと思う作品でした。

久々に観たからこそ、響くセリフを改めて感じることができて良かったです。

 

トランセンデンス観ました!

ジョニーデップに誘われて、映画「トランセンデンス」をAmazonプライム・ビデオで観ました。

評価が分かれる作品ではあると思うけど、私自身は面白かったのでご紹介したいです。

 

 Blu-ray https://www.amazon.co.jp/dp/B019GVISDE/ref=cm_sw_r_cp_api_ObkQBb5VYWFZA

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まずはあらすじ。

AIの研究をしている天才科学者の夫婦が主人公。

夫のウィル(ジョニー・デップ)と妻のエヴリン(レベッカ・ホール)は、研究資金の調達の為に自分達の研究について演説に行う。

その演説ではワクワクするけど現実味があまり湧かないようなAIの可能性について語られる。

演説後、「R.I.F.T.」という世界中で化学技術研究所を襲撃している反科学テロ組織に襲われ、ウィルは撃たれてしまう。一命は取り留めたが銃弾に放射線物質が塗られていたことで余命僅かという状態に。

一度はAIの研究を諦め、最期の時間を2人で過ごすウィルとエヴリンだが、エヴリンは夫をこのまま死なせたくないという気持ちからある行動に出る。研究中のAI「PINN」にウィルの脳波を全てアップロードして、ウィルの意識や精神をこの世に残そうとした。

夫妻の親友マックスの協力もありアップロードが始まったが、アップロード中にウィルが死亡してしまう。悲しみの中、研究を打ち切ろうとしたマックスとエヴリンだが、AIから応答があった。

それはウィルなのか、それともウィルのフリをしてるだけのAIなのか。

エヴリンと、彼女の理想の為に動き続けるウィルはどうなるのか。

 

 

今作、評価が分かれるだろうなって思ったポイントは3つ。

1つ目は、SF映画的な演出を期待してるとすごい肩透かしを食らうこと。

映像技術的はすごい。そして、映画の中の最新技術も素晴らしい。だけど、使い方であったりもっとこうすればって思うところがあったこと。

私的には「ロックの靴下」的な考えさせられるものだったし、実際この技術が確立すればすごいことになるなというワクワクがあった。

 

2つ目、辻褄が合わないところがあること。

科学者が先頭の最前線にいたり、R.I.F.Tの金髪の女の子の設定が置いてけぼりだったり、作品的には惜しいなーって思うところがたくさんあった。

 

3つ目、夫婦愛のストーリーだということ。

上の2つは悪い面で挙げたけど、夫婦愛についてはいいなと思うところ。

ウィルの心情というのは基本的に語られないんだけど、気づけば1つ1つに愛が溢れていたんだと思う。

エヴリンもそう。AIに夫の意識を移すという行動力って本当にすごいと思う。

どうなるかわからない状態で死んでしまうかもしれない夫が残る希望のために動くってなかなか出来ない。

 

最後に個人的にこの映画を一番オススメしたいところ1つ。

人間はどんな時も愚かで、未知のものに恐怖し、その先にあるものを見ようともしない。

この映画のラスト、すごい皮肉だなって思った。映画を見た時に共感してくれる人が少なからずいると思う。

それが不完全燃焼感を生む部分でもあるけど、この映画の落とし所としてはちょうどよかったと思う。

 

 

トランセンデンス、日本語では超越という意味。

どんなSF映画かと思ったら、夫婦愛を描いたラブストーリーでした。

 

GET OUT観ました!

前から気になってたけどなかなか観てなかった映画「GET OUT」をAmazonプライム・ビデオで観ました!

ネタバレはせず、自分がオススメしたいところをご紹介。

 

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ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray] https://www.amazon.co.jp/dp/B0776TY3NC/ref=cm_sw_r_cp_api_zr7OBbA6WPQR5

 

まずは簡単なあらすじ。

主人公は黒人のクリス。

彼は付き合って5ヶ月の白人の彼女ローズの実家へ、家族への挨拶の為に向かう。

アメリカ事情は詳しくはないけれど、人種差別はまだまだ根深いみたいで、驚かれないか反対されないかを不安そうで乗り気ではないクリス。

 

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ローズの実家で家族と会うが、反対はされないものの家族からの言葉や態度に何か違和感があり心が休まらない。

ローズの実家には黒人の使用人が2人いて、その使用人達の様子がなにかおかしい。

ローズの家族や集会で集まったゲスト達と話していく内に違和感はどんどん大きくなっていき…。

 

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要所要所に散りばめられたクスッとくるようなシーンと不気味なシーンが見ていて飽きないし、終盤の畳み掛けるようなストーリー展開が面白い作品。

 

私が特にオススメしたい見所は3つ!

不気味な雰囲気と、人種に対してのステレオタイプ、飽きないストーリー展開!

 

まずは不気味な雰囲気!

サスペンスホラー映画化なのか、スリラー映画なのか、随所随所で怖いとはまた違った不気味な雰囲気なシーンが多い!

私的にはゾクッとする怖さというより、頭にずっと引っかかるような不気味さが強い。

印象に一番残ってるのは、笑いながら泣くジョージナ。字面だけ見ると、竹中直人か!って感じなんだけど、このシーンはなんとも不気味。

もちろん、不気味なシーンには1つ1つが伏線になっていて、見終わった後に思い出すとまた面白い。

鑑賞は2回すべし!

 

2つ目、人種に対してのステレオタイプ

ステレオタイプって言葉を使ったのは、日本語にすると偏見や固定観念、認識と言った意味なんだけど、その誰にも当てはまるようで1つの言葉にしちゃうとうまく伝わらないような感じがあった。

黒人と白人の話っていうところで人種差別は描かれやすいテーマの1つだけど、私は差別って言うよりも一種の崇拝を感じた。

なんだろうか、監督がジョーダン・ピールという黒人の方が作ってるからなのか、単純な(というと語弊があるが)人種差別ではないと思った。

今も根深く残る人種差別の中で、白人が黒人に対して認めてる部分って少なからずあると思うんだけど、今作はそれを描いたんじゃないかな。

 

最後は飽きないストーリー展開。

次がどうなるのか気になっちゃってついつい集中して見ちゃう!

ネタバレはしない程度に話すと、違和感が疑念になり確信になっていくところとか、終盤のクリスの豹変ぶりはたまらない!

 

最後に登場人物の中で一番好きだったロッドウィリアムズを紹介!

ロッドは主人公クリスの友達で、彼も黒人さん。

クリスの留守中に犬の世話をしたりクリスの為に動いてくれたら、めっちゃいい奴。

頭は良くなさそうだけど、ハートは熱い男。

登場シーンはなかなか多くはないけれど見ていて人を惹きつける1人であることは間違いない!

 

「GET OUT」に少しでも興味がある方はぜひ観てみてください!