グレイテストショーマン観ました!
かなり前にWOWOWで放送されていた「グレイテストショーマン」をやっと観ました。観る時間がなかったから、観れてよかった。
「グレイテストショーマン」
ストーリー自体は凡庸で先が読めるストーリー展開だったけど、豪華なキャストが歌い上げる歌が素晴らしかった。
まずはあらすじ
- ニューヨークの貧困層に生まれた仕立て屋の息子P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)が主人公。お父さんの顧客の娘チャリティー(ミシェル・ウィリアムズ)に恋をする。花嫁学校に入れられることを嫌がるチャリティーに対して、僕が君を笑顔にするよ、夢はあるよと歌うバーナム。チャリティーが花嫁学校に行っている間、バーナムは父親が亡くなってしまい今日のご飯もありつかないような状態になってしまうが、チャリティーに手紙を送り続ける。
- バーナムとチャリティーは大人になり、結婚をする。裕福ではないが娘も2人できて幸せに暮らしていたが、ある日勤めていた会社が倒産してしまう。
- バーナムは前の会社の沈没した船の登録証を担保に、珍妙で不気味なものを集めたミュージアムを開くが客足は遠のくばかり。そんな時、娘の言葉をきっかけに、髭女や小人などユニークな人達を集めて、ミュージアムを劇場に変えてショーをする。
- 集まった人達は外見のコンプレックスから、今まで隠れるように暮らしてきた人達。表に出ることを嫌がる人もいたが、ショーに出たら一変し、バーナムに表の世界へ引っ張り出されたことに喜びを感じていた。観にきた客達の反応は二分化され、「面白い!」という人達もいれば「荒唐無稽のペテン師」「町から変わり者は出て行け」と批判する人もいた。
- 娘の1人がバレエを習い始めるが、一緒にバレエをやっている子達は、上流家庭でバーナムの娘をバカにする。娘はそれに落ち込みバレエをやめるとまで言い出す。それを見たバーナムは上流家庭を客に引き込むことを考え、上流の人々に向けた芝居を作っていたフィリップ(ザック・エフロン)を誘う。
- フィリップは上流向けの演劇にやり辛さを感じていてその誘いを受け、売り上げの10%を渡すというパートナーとして契約を結ぶ。
とここまでが前半のストーリー。
ここからのストーリーはネタバレになってしまうので、実際に見て楽しんでもらえたらいいなと思います。
夢想家であるバーナムと彼を支えるチャリティーの関係性がすごく素敵。チャリティーは上流の家庭に生まれたけど、そんなこと気にもしてないしお母さんとしても奥さんとしても素敵な女性。
ヒュー・ジャックマンさんは歳をとらないの?って思わせますね。レミゼラブルを観た時はおじいちゃんに見えたのに今作では若い青年から壮年の男性まで演じててすごいなーと思いました。
チャリティー役のミシェル・ウィリアムズさんはシャッターアイランドのイメージがすごく強かったので、後半で豹変しないか少しドキドキしました笑
そして、今作はキャストがとにかく豪華!
ヒュー・ジャックマンさん、ミシェル・ウィリアムズさんはもちろんのこと、シェキラのゼンデイラさんやハイスクールミュージカルのザック・エフロンなどキャストがとにかく豪華!
ゼンデイラさんはシェキラ見ていた時に比べて随分大人になったなーとババくさい感動がありました。
そして、ザック・エフロンさんはやっぱりいい男。シャツを着てても鍛えてるであろう身体が見えて素敵でした。
彼ら彼女らの歌う歌は間違いなく最高。どれも力強くて、明日を生き抜く力をくれる曲ばかりでした。中でも私が1番好きだった曲はキアラ・セトルさんメインで歌われる「This is me」。
傷ついた劇団員達が歌う力強い歌は心に響きました。
There's nothing I'm not worthy of
私にはふさわしくないものなんて何もない
特に好きだったフレーズです。傷つけられても前みたいに隠れてるだけの生活に戻るのではなくて、戦うように歌う姿はたまらなかったです。
他の曲も一つ一つが素敵な曲で、見ていて飽きなかったし曲をもっと聞いていたかったと思わせるものばかりでした。
興味があるけどまだ観てない人は是非観て欲しいです!
最後はP.T.バーナムさんの名言で終わります。
The nobelest art is that of making others happy.
「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」