GET OUT観ました!
前から気になってたけどなかなか観てなかった映画「GET OUT」をAmazonプライム・ビデオで観ました!
ネタバレはせず、自分がオススメしたいところをご紹介。
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まずは簡単なあらすじ。
主人公は黒人のクリス。
彼は付き合って5ヶ月の白人の彼女ローズの実家へ、家族への挨拶の為に向かう。
アメリカ事情は詳しくはないけれど、人種差別はまだまだ根深いみたいで、驚かれないか反対されないかを不安そうで乗り気ではないクリス。
ローズの実家で家族と会うが、反対はされないものの家族からの言葉や態度に何か違和感があり心が休まらない。
ローズの実家には黒人の使用人が2人いて、その使用人達の様子がなにかおかしい。
ローズの家族や集会で集まったゲスト達と話していく内に違和感はどんどん大きくなっていき…。
要所要所に散りばめられたクスッとくるようなシーンと不気味なシーンが見ていて飽きないし、終盤の畳み掛けるようなストーリー展開が面白い作品。
私が特にオススメしたい見所は3つ!
不気味な雰囲気と、人種に対してのステレオタイプ、飽きないストーリー展開!
まずは不気味な雰囲気!
サスペンスホラー映画化なのか、スリラー映画なのか、随所随所で怖いとはまた違った不気味な雰囲気なシーンが多い!
私的にはゾクッとする怖さというより、頭にずっと引っかかるような不気味さが強い。
印象に一番残ってるのは、笑いながら泣くジョージナ。字面だけ見ると、竹中直人か!って感じなんだけど、このシーンはなんとも不気味。
もちろん、不気味なシーンには1つ1つが伏線になっていて、見終わった後に思い出すとまた面白い。
鑑賞は2回すべし!
2つ目、人種に対してのステレオタイプ。
ステレオタイプって言葉を使ったのは、日本語にすると偏見や固定観念、認識と言った意味なんだけど、その誰にも当てはまるようで1つの言葉にしちゃうとうまく伝わらないような感じがあった。
黒人と白人の話っていうところで人種差別は描かれやすいテーマの1つだけど、私は差別って言うよりも一種の崇拝を感じた。
なんだろうか、監督がジョーダン・ピールという黒人の方が作ってるからなのか、単純な(というと語弊があるが)人種差別ではないと思った。
今も根深く残る人種差別の中で、白人が黒人に対して認めてる部分って少なからずあると思うんだけど、今作はそれを描いたんじゃないかな。
最後は飽きないストーリー展開。
次がどうなるのか気になっちゃってついつい集中して見ちゃう!
ネタバレはしない程度に話すと、違和感が疑念になり確信になっていくところとか、終盤のクリスの豹変ぶりはたまらない!
最後に登場人物の中で一番好きだったロッドウィリアムズを紹介!
ロッドは主人公クリスの友達で、彼も黒人さん。
クリスの留守中に犬の世話をしたりクリスの為に動いてくれたら、めっちゃいい奴。
頭は良くなさそうだけど、ハートは熱い男。
登場シーンはなかなか多くはないけれど見ていて人を惹きつける1人であることは間違いない!
「GET OUT」に少しでも興味がある方はぜひ観てみてください!